TA〜天命アクティベーション〜

たなかけいこ

主婦

TAP歴 2年

TAPになる前はどんな状態でしたか?

目に見えない世界を知ったのと同時に、リアルな自然の中にいる時間が増えて、ある程度癒されて落ち着いていきました。その頃は、本当にいろんな人との出会いがあって、人間関係にも恵まれ、イベントや貴重な体験に誘ってもらい、とても楽しい時間を過ごしました。でも、時間が経つうちにその場は楽しくて満たされた気がするのに、なぜか虚しさが残るように…。自分でも「何かしたい。」「何かしたいけど何をしていいかわからない。」私にも与えられた役割があるはず!私がやるべきことって?無意識に何者かにならなければならないと思っていたんだと思います。みんなは自分の”得意なこと”や”好き”というステキな世界を持っているのに私にはない、という「比較」と「ない」の世界に入り込み、それでもなお、外へ外へ意識も行動も向け続けて、不足の世界を彷徨っていました。

TAを受けてどんな変化がありましたか?

TAを受けたばかりの頃、旦那さんとトレッキングの会に参加するために車を走らせていました。でも、前の車が 「わざと?」 と思うほどのノロノロ運転。「このまま行ったら完全に遅刻だ…」焦りがこみ上げてきたその時、ふと 「遅刻しても、わたしは怒られない。みんなが快く受け入れてくれる。」 と決めたんです。そして現地に着いたら、案の定大幅に遅刻。でも、驚いたことに誰も気分を害する様子もなく、温かく迎えてくれました。「あれ? やっぱりこれ、自分がやっているんだ!」 自分の意識が変わるだけで、目の前の現実が変わるんだ、と気づいた体験でした。

TAPになったきっかけは?

直感です。1回目のTAを受けた時から「なんでならないの?やらない理由がない!」と思うくらい私の中でTAPになることは決定事項でした(笑)。

TAPになって良かったことは?

「自分を知りたい」とずっと思ってきました。そして答えを外側ばかりに探していました。でも、TAPになることで、自分の内側に目を向けるようになりました。ある時ふと、「すでにあったんだあ。」という思いが湧いてきました。例えば、日当たりが良くて見晴らしがいい家に住みたいと言ってきたけど、我が家は東南向きのマンションの3階、前に視界を遮る建物もなく、川と森が見える。「ない世界」が「ある世界」、「あるを見る世界」に変わりました。それから少しずつ、自分の好きの感覚に敏感になってきて、日々の暮らしの中でも「あ、私ってこういうの好きだったんだあ。」と気づけることがうれしくなりました。

以前の私は「決められなーい」が口癖でした。失敗を恐れてリスクのない選択をしたいという意識が強くて、結局「決められなーい」を繰り返していましたが、今は自然と「自分はどうしたい?」で選べるようになってきました。いつも私が「決められなーい」と言っては泣きついていた友人から、「最近は事後報告になったね。」と言ってもらえるようになりました。

TAPになって、わたしの選択の先には、わたしの想像を超えた世界があることを知ったから、何が起こるんだろう…とワクワクに意識が向くように。現実は、自分の捉え方次第。そんな感覚が、少しずつ身についてきました。これからももっと、自分の声を聞いて、もっと自分と仲良くなって、自分の知らない自分に出会いたいと思います。